メルカリ出品者のメリット
● 家にある不用品を処分してお金に換えられる
今まで捨てていたものが売れるのです。
こんな素晴らしいことはありません。
断捨離（だんしゃり）もできて、家の中がすっきりと片付きます。
これはジモティーも同じなのですが、規模が違います。
メルカリでは、こんなものを買う人がいるの？というようなものが売れています。
● 他のフリマアプリに比べて利用者数が多く、早く売れやすい
何と言っても、メルカリ教室で練習用に出品した参考書が当日に売れましたから。
メルカリを利用している人が驚くほど多いので、売れやすい。
日本全国の人を相手にできるのはすごいことです。
● 匿名で配送ができるので気軽に販売ができる。
メルカリが間に入ってくれるから、匿名での配送が可能になります。
購入者とはニックネームでのやり取りになるので、気が楽です。
● メルカリ関連の商品が充実していて手軽に入手できる。
商品を発送するのに使う箱や袋などの梱包材は、コンビニや１００均で買えます。
また常識の範囲であれば、使い古しの包装紙や紙袋で丁寧に梱包すればOKです。
プチプチは普段から捨てずに取っておくと使えます。
● アプリが充実していて至れり尽くせりである
メルカリのアプリはとにかく便利です。
商品が売れたら教えてくれます。
そして、次に何をしたらいいのか「やることリスト」で教えてくれます。
その指示に従って作業を進めて行くことができます。
● 出品から配送までのシステムができあがっている
出品はスマホで簡単にできます。
売れたら教えてくれます。
梱包用の資材はあらかじめ準備しておくことができます。
商品をそれで梱包したらコンビニに行きます。
バーコードを見せてピッとしてもらい、出てきたシールを商品に貼って配送をお願いします。
料金のやり取りもメルカリがやってくれます。
一度やったら、どんなに楽なのかがわかります。
あなたも断捨離を始めましょう。
● 売上金をメルペイとして様々なお店で使える
売れたらメルペイにどんどんお金が貯まって行きます。
この即金性が嬉しいですね。
ある程度貯まったら、今度は購入者になってメルカリで好きなものが買えます。
メルカリ購入者のメリット
● 出品点数が多く、たくさんの商品から購入できる
出品者が多いので、とにかく様々な商品が数多く出回っています。
あれこれ比較しながら気に入った物を気に入った人から買うことができます。
ニックネームでやり取りができるので気楽に購入ができます。
● 購入に手数料も配送費用もかからない
出品され表示されている価格で購入することができます。
手数料も、配送費用も基本的には出品者が負担するのが当然のようになっているからです。
出品者からすると、この手数料と配送費用がやっかいなんです。
この極めて便利なシステムが利用できるのであまり文句は言えないんですけどね。
● アプリをぽちぽちっとするだけで商品が買える
メルカリのアプリは本当によくできています。
買いたいなと思ったら、すぐに買えます。
お店に行かなくても、真夜中でもその場で商品が買えます。
少し日数がかかりますが、勝手に家まで商品が届きます。
メルカリ出品者のデメリット
● 出品者が多いので同一商品だと値下げ合戦になる。
特に書籍などは古本の場合、大量に同じ品物が出回っています。
そうなると１円でも安くして売りさばこうとするのでどんどん価格が下がって行きます。
梱包するのに費用がかかって、メルカリに手数料を取られて、配送費用も引かれて、本が売れたのはいいけれど、利益が￥100 程度だったら割に合わないでしょう。
断捨離が目的なら、それも仕方がありません。
ブックオフより高く売れるかもしれません。
やはり、もう少し利益が得られるものを出品したいものです。
ただし、書籍はよく売れます。
● 送料は出品者負担が当たり前になっている。
例えば古本を ￥500 で出品したとします。
しかし競合が多くてなかなか売れません。
そうするとメルカリが親切に「もう少し値段を下げて売りましょう」というアドバイスを送って来ます。
それに従って￥400 に価格を下げます。
そして、売れたのはいいのですが、まず手数料を ￥40 引かれます。
次に「らくらくメルカリ便 小型サイズ（A4）ネコポス」という最安値の配送費用、￥210 で配送します。梱包用資材にも費用がかかります。
結局利益は、￥100 余りになります。
ちなみにネコポスは、厚さが 3cm、重さ 1kg までのA4サイズのものが送れます。
厚さが ３㎝ を越えると急に配送費用が高くなります。
● 購入者の中には嫌な人もいる。
私はまだ 100 件余りしか取引をしていませんが、相手の方はほとんど全てがいい人でした。
直接会ったわけではないので、どんな人かはわかりません。
一般常識に照らし合わせてみると、ほとんどが普通の対応をしてくれたという意味です。
しかし、中には過度の値下げ交渉をして来る人もいます。
「値下げ交渉」はメルカリの一種の文化のようにもなっています。
早く現金化したければ、値下げ交渉に応じた方が売れる確率は高くなります。
値下げ交渉がいやな人は、できるだけ丁重な言葉で断りましょう。
決してきつい言葉は使ってはいけません。
また、最初から「ギリギリのところで出品させていただいているので、値下げ交渉には応じかねます。」などの説明を付け加えておくべきです。
メルカリでは、商品が届いたら中身を確認して、「良かった」と「残念だった」の2段階評価のどちらかを選択して、コメントを記載するようになっています。
こちらが普通の基準で出品していても、「残念だった」という評価をして来る人もいます。
購入者側はこの「残念だった」評価が少ない人から、あるいは無い人から購入する可能性が高いので、出品者側からすると「残念だった」評価はできるだけ避けたいものです。
出品する際に、説明文に「神経質な方はご遠慮下さい」とか「注意深くチェックしましたが、万一見落としなどがございましたらお許し下さい」などの言葉を添えておくと、少しでも悪評価を回避できる可能性が高まると思います。
【メルカリ購入者のデメリット】
● 匿名でのやり取りなので、相手のことがよくわからない。
これは、メルカリだからと言うのではなく、ネットを利用してものを買うときには必ず生じる危険性です。
対面で買うのと違い、相手がどんな人かもよくわからないし、商品を確かめるために手に取って見ることもできません。
購入してもなかなか発送してくれない人はいました。
そういう方はやはり、まったく評価がついていないか、評価の良くない方でした。
急いでいると、つい価格だけで決めて「ポチっと」して購入してしまいがちです。
後から、ああこの人から購入するんじゃなかったというのはありました。
購入する前に、そのあたりもよく検討してから決めるようにしましょう。
できるだけ、安心できる所の安心できる人から買うように注意しましょう。
楽をして安く買えるというメリットの方が大きいので私は利用しています。
